北海道ハイヤー協会について
ハイヤー・タクシー事業の向上と発展に向けて
昭和25年(1950年)3月20日、北海道旅客輸送協会から分離して、「北海道乗用自動車協会」を発足させ、全道のハイヤー・タクシー業者が統合しました。
協会の創立当初は会員数43名、理事長には伏木田隆作が就任。事業目標は全道ハイヤー・タクシー業界の一元化により、業界の大同団結を図り、もって強力なる運動の推進と緊密なる連絡と協調により、会員相互の共存共栄と福祉増進を具現し、本事業の向上と発展を期すという内容でした。
1999年(平成11年)6月、「社団法人 北海道ハイヤー協会」に名称を変更。
2010年(平成22年)に創立60週年を迎えました。
また2014年4月には「一般社団法人 北海道ハイヤー協会」へと変更しています。
代表者ご挨拶
タクシーは、大量輸送機関である鉄道やバスを補完する足として、また高齢者やお体の不自由な方々、運転されない方々にとっても重要な公共交通機関であります。24時間くまなく市中を走ることから、防犯協力、不法投棄の監視協力、こども110番、福祉タクシーなど少しでも地域に貢献できるよう取り組んでいるところです。
日本で初めてタクシーが走ったのは、大正元年8月に東京有楽町数寄屋橋で「東京自働車(株)」が、T型フォード6台をもって営業したのが初めてとされ、平成24年にはタクシー生誕100周年という節目を迎え、今年は102年目ということになります。「自働車」?誤植じゃないの?と思われますが、当時は車で働く、働く車という意味合いでこのような表現だったと聞いております。
全国に約20万台、北海道においても約1万1千台のタクシーが走っておりますが、これからも重要な公共交通機関として、「安全・安心」をモットーにより一層のサービス向上、新たな需要喚起策の提言など、少しでもお役に立つべく精進して参りたいと考えております。
2年後には北海道新幹線、2020年には東京オリンピックが開催されます。ハイタク業界としてオールジャパンで海外からのお客様、観光客にも喜んでいただけるよう努力して参ります。長引く経済不況の中、どの産業も厳しい状況ではありますが、異業種の方々とも連携を強め、今後とも身近なタクシーとしてご愛顧いただけるよう努めてまいりますので、よろしくお願い申し上げます。
一般社団法人北海道ハイヤー協会 会長 今井 一彦
概要
名 称 | 一般社団法人北海道ハイヤー協会 |
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住 所 | 064-0808 札幌市中央区南8条西15丁目4番1号 アクセスマップはこちら |
電話番号 | 011-561-1171 |
FAX番号 | 011-551-0161 |
目 的 | 本会は、北海道内における一般乗用旅客自動車運送事業の適正な運営とその利用者に対するサービスの改善を通じてその事業の健全な発展を図り、もって社会公共の福祉に寄与することを目的とする。 『一般社団法人北海道ハイヤー協会定款』(第2章第3条より引用) |
事 業 | 1) 一般乗用旅客自動車運送事業に関する啓発、講習会の開催及び広報活動 2) 交通道徳の高揚及び普及並びに交通事故防止の啓発 3) 関係諸官庁との連絡 4) 一般乗用旅客自動車運送事業の適正な運営及び健全な発達に資するための調査、研究及び対策 5) 資料の収集並びに統計の制作及び配布 6) その他本会の目的に達成するために必要な事業 『一般社団法人北海道ハイヤー協会定款』(第2章第4条より引用) 具体的な取り組みのご紹介は、「各種サービス・取り組み」をご覧ください。 |
沿革
1941年(昭和16年) 3月 | 北海道旅客自動車事業組合発足 |
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1948年(昭和23年) 7月 | 北海道旅客輸送協会に名称変更 |
1950年(昭和25年) 3月 | 北海道乗用自動車協会を発足 |
1956年(昭和31年) 4月 | 法人組織化 運輸省に認可申請 |
1956年(昭和31年) 12月 | 官文第2186号の2で認可(社団法人 北海道乗用自動車協会) |
1958年(昭和33年) | 札幌市北2条西9丁目に建物を新築 |
1961年(昭和36年) 4月 | 札幌市南6条西5丁目に移転 |
1966年(昭和41年) 12月 | 札幌市南8条西15丁目に北海道ハイヤー会館 |
1967年(昭和42年) 6月 | 新会館の披露式 |
1999年(平成11年) 6月 | 名称変更 社団法人 北海道ハイヤー協会に |
2000年(平成12年) | 創立50周年 |
2003年(平成15年) 8月 | 北海道ハイヤー会館 外壁全面改修工事 |
2010年(平成22年) | 創立60周年 |
2014年(平成26年) 4月 | 「社団法人」から「一般社団法人」に変更 |